スコッチウイスキー 第6回 シングルモルトの地区分類

今回は、『シングルモルト』 の地域についてです。

地域による違いというと、ワインが有名ですよね。
ワインには、原産地によって格付けされ、価格も違います。

『シングルモルト』 の場合にも、生産地域による分類があります。
ただ、ワインとは違って格付けはなく、地域別の優劣はありません。


スコットランドには、100を超える蒸留所があります。
これらの 『シングルモルト』 は、下の図のように地域分けされます。

スコッチウイスキー 第6回 シングルモルトの地区分類

①スペイサイド
   ハイランドの一部だが、別エリアとして区分されている。
   50を超える蒸留所が集まる 『シングルモルト』 の中心地。
②ハイランド
   ハイランド(スペイサイドを除く)には、およそ40の蒸留所がある。
   範囲が広いため、いろいろなタイプの 『シングルモルト』 がある。
③アイラ
   スコットランドの南西に浮かぶ佐渡島ほどの小さな島。アイラ島。
   アイラモルトの特徴は、潮の香りを含んだピート香。
   潮風がたっぷり染み込んだピートに由来する、ヨード臭あるいは海草の
   香りが特徴的です。
④アイランズ
   アイラ島を除く 『島のモルト』
   6つの蒸留所があるが、共通の特徴はない。
⑤キャンベルタウン
   ハイランド南部のキンタイア半島の南方に位置する小さな町。
   この地域には、現在2つの蒸留所しかないが、かつては一大産地として
   知られていた。
   最盛期の19期中頃には、30もの蒸留所がひしめき合っていた。
⑥ロウランド
   『ブレンデッド』 や 『グレーンウイスキー』 が多いが、
   少ないながらも 『シングルモルト』 も生産されている。
   

それぞれ特徴があって、それぞれが良いものです。
僕も、まだまだ勉強中の身ですから、大きい事は言えませんが…


次回からは、各地域のお酒を紹介していきます。



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