”蒸留酒”の起源について、
別の説では、中世以前だと言われています。
蒸留技術は、古代メソポタミアで発明されたといわれています。
もっとも、お酒を作るためではなく、花の蜜から香水を作るためだったようです。
ギリシアでは、この蒸留器のことを「アランビック」と呼びました。
いつからかは定かではありませんが、
この技術を使ってお酒が蒸留されました。
それが、
「アラック(araq=汗の雫)」です。
この蒸留酒が、陸路、海路の交易を通じて、アジアへと伝播していきます。
中国では
「白酒」が、インドネシアでは
「アラック」が生まれ、
さらに沖縄に渡って
「泡盛」が、さらに九州の
「焼酎」にたどりつきます。
今、焼酎が美味しく飲めるのも、東西交易の賜物なんですね。
結論:洋の東西を問わず、みんな酒好きってことで…
つづく